CHASSESPLEENの日記

2018年2月4日に別府大分毎日マラソンを、山中先生から数秒遅れで完走し、燃え尽き、今後の方向性が定まらぬまま、憂いを払うべく綴る連絡帳。

要すれば

髭とか気にしないで、練習に励めっていうことでしょう。f:id:CHASSESPLEEN:20191004205447j:image

平尾さんの言葉胸に 山中亮平、資格停止乗り越え連続先発 ラグビーW杯、あすサモア戦:朝日新聞デジタル
2019年10月4日05時00分
    ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会でサモア戦(5日、愛知・豊田スタジアム)に臨む日本のメンバーが3日、発表され、バックスの最後の「砦(とりで)」を担うフルバックの山中亮平(31)=神戸製鋼=が2試合連続で先発する。山中は日本ラグビー界を牽引(けんいん)した平尾誠二さん(故人)を「恩人」と慕う。
 東海大仰星高(大阪)と早稲田大で日本一に。卓越した攻撃センスと飛距離の出るキックが持ち味で、大学4年で日本代表に名を連ねた。神鋼とプロ契約した2011年、ラグビー人生が暗転した。W杯ニュージーランド大会を控え、日本代表の合宿中にドーピング検査で陽性反応。「口ひげを増やすため育毛剤を使った」と釈明したが、2年間の資格停止処分が下された。
 神鋼に戻っても練習にさえ出られない。そんな山中を救ったのが、神鋼OBで当時チームのゼネラルマネジャーだった平尾さんだった。社員として残れるようはからってくれた。
 山中は電話応対、書類作りなど社業に取り組みながら、独り筋力トレーニングに励んだ。復帰を果たし、30歳を過ぎて迎えたチャンスで、ようやくW杯出場の夢をつかんだ。
 9月20日にあったロシアとの開幕戦は途中出場。同28日のアイルランド戦で初先発を果たした。「金星」に貢献した後、「声援が後押ししてくれた」と周囲への感謝を忘れなかった。「ちやほやされていた」という学生時代から大きく変わった姿があった。
 「今の自分があるのは平尾さんのおかげ」。3年前に亡くなった平尾さんの言葉は、いつも胸にある。
 「今の時間を大事にできない人間は、未来を大切にできない」
 (有田憲一)